不思議の国の夢小説(([ノンの夢小説置き場:title=デュラララ]!!

前回からかなり日が経ってしまいましt;
申し訳ない・・・
とりあえず新シリーズ書こうと思います!
気が向いたら見て下さると嬉しすぎてキーボード陥没させまs(ry

因みに今回からは不思議の国のアリスのパロ・・・だと思う←
主人公は全て__で表すので、自分の名前を入れて楽しんでください^^

うp主の趣味で 臨→主となっておりますが、そこら辺は生温い目で見守ってもらえると嬉しいです(苦笑

さてさて、前置きが長くなりましたが、本編に入ろうと思います!!
読み終わった後等に感想をいただけると嬉しすぎてキーb(ry

…それでは、不思議の国での不思議体験をお楽しみ下さい―――






『痛た…』
人気のない丘の上で、一人の少女が呻き声をあげる。
当然、その声に応える者は一人としていない。
『此処…何処だ……?』
柔らかな芝生の生えた丘の上の、一本の木の下、
少女はその身体をゆっくりと起こす。
辺りを見回すと、若葉の生い茂る森があるばかりで、
街や建物は一切視界には映らなかった。
そんな中、少女はこれからの行動について考えていると、
「今日は、お嬢さん」
良く通る青年の声だった。
『・・・!?』
突然声をかけらたことに驚き振り返った少女は、
青年を一目見た瞬間、絶句する。
なんせ、青年の頭には、きれいなピンク色の猫耳がついており、
細い身体の後ろからは、ピンクと紫の縞模様をした、
ふわふわの尻尾が揺れているではないか。
『あ…あなたは一体…』
「それよりキミ、誰?何処から来たの?」
やっとの思いで少女が紡いだ言葉を無視し、自分の紡ぎだした言葉を
ストレートにぶつける猫青年。
少女はいきなり投げかけられた質問に対して、戸惑いながらも
答えを返していく。
『え?…えっと、名前は__です…気づいたらここにいたのです…。
 …あなたは?』
「ふーん…__ちゃん、ね。案外いい名前じゃないか。
 俺はチェシャ猫…だっけ?の折原臨也。よろしくね」
『オリハラ・・・イザヤ?』
少女は聞き慣れない名前を繰り返す。
「そう。折り紙の原っぱに臨むに也って書くんだ。」
『よ・・・よろしくお願いします・・・!』
目の前の青年のことが少しでも知れて緊張が解けたのか、
さっきよりも活気のある声で応える__。
「・・・ところで__ちゃん、キミは気づいたら此処にいた、と言っていたね。
 その前の記憶が無いのかい?それとも、解っていて言わなかっただけかな?」
一目見た時と変わらず、曇りのない笑顔で問いかける臨也。
『あ・・・それは、前にいた世界で居眠りをしてて、気がついたらここにいたわけで、その間の記憶がないんです・・・』
「ふーん・・・前は人間界にいたってわけか」
『・・・?ここは人間界じゃないんですか?』
少女は不思議そうに首を傾げる。
「見て分かるだろう?俺は猫だ。人間界には、猫耳が生えた人間がいるのかな?」
『い・・・いえ・・・すいません』
「別に謝る必要なんかないさ。
 ・・・で、キミは元の世界に戻りたいのかい?」
『戻れるなら戻りたいです・・・!』
「ならば、俺が案内してあげよう!この世界の案内役は俺って決まってるんだ」











〜続〜