HPB! x2

前回の続きだったり。








静雄が風呂から上がると、臨也は丁度食卓に食事をならべ終わったところだった。
静「お、今日は豚の生姜焼きか」
臨「うん!シズちゃん、これ好きだったでしょ?」
自分の好物が出て嬉しいのか、静雄は歓喜の声を上げる。
二人は食卓に向かい合わせに座り、「いただきます」と共に食べ始める。
静「やっぱ臨也の飯は美味いな」
臨「えへへ、ありがとシズちゃん!!でも、シズちゃんの方が美味しそうだよ?」
静「いや、俺よりお前の方が美味いだろ」
臨「へ・・・!?」
臨也は予想外の返答に少し間を置いてから、頬を赤く染める。
その後は、二人とも無言のまま箸を進めたのであった。


『ごちそうさまでした』
同時に言い終わると、食器を片付けるために席を立つ。
全ての食器を片付け、臨也が席に戻ろうとした時、
不意に後ろから抱きしめられた。
臨「え・・・シズちゃん・・・?」
思いもよらぬ後ろからの体温に、臨也は戸惑いながらも状況を理解する。
静「家に入ってから気になってたんだけどよ、この甘い匂い・・・なんだ?」
臨「ッ!耳元で喋らないでよ!」





・・・眠い(^p^)ノシ