この前の続編」」」

BGMは重音テト・テッドのローリンガールです
そういえば今日はテトの誕生日なんですよね
おめでとう!!!


そういえば前回言ってなかったけど、
シズ→臨→(←)新みたいな感じです
気づいた人いるだろうけど。
因みに臨也は恋愛関係には疎い設定。


臨也サイド



「……ッ」
どこだ、此処…。見覚えがある白い部屋。
そういえば、俺は新羅の家の玄関で倒れたんだっけ…。
ということは、此処は新羅の家か。
俺は朦朧とする意識の中で考える。
なんとか起き上がろうとしてみたけど、脇腹が痛すぎて起きれない。
ガチャッ。扉が開く音だ。新羅だな…。
「やぁ、起きたかい?ひどい怪我だったよ。…一体何があったんだい?」
「あぁ…悪いね。ちょっと自販機と壁の間に挟まれちゃってさ……ッ」
「一応止血はしてあるから。それにしても臨也が静雄にやられるなんて
 珍しいねぇ…いつもは上手く避けてるのに」
「今日のシズちゃん、昼休み殺気立ってたよね。それに関係あったり
 するのかな…まあどうでもいいけど」
「………まさか」
新羅は俯き少し考えた後、何か閃いたように顔を上げる。
「何?何か分かったの?」
「いや…まさかね……」
「…?」
何だ?俺にはわからないシズちゃんの秘密でも持ってんのか?
「ねぇ新羅?まさかって…?」
「ん?あ、あぁ、なんでもないよ!それに多分違う…と思う」
なんだろう。隠されると気になるんだけど…。
「何、シズちゃんから何か聞いてんの?」
「いや、聞いてないけど…何?もしかして臨也まだ分かんないの?」
「…何のこと?」
「何かもう面倒くさいから言っちゃうけど…多分静雄、君の事好きだよ」
「……は?」
何言ってんだろうこいつ。あの単細胞がなんとか…
「だから!静雄はキミのことが好きなの!!……多分だけど。」
いやいやいや、ちょっと待てよ。だからって何で俺が怒られなきゃいけないのさ。
俺は状況が飲み込めずにただ唖然としていた。
すると新羅は俺の心を読み取ったのか、次の言葉を吐き出す。
「ああ見えて静雄は結構独占欲が強いからね…僕と臨也が仲良くしてるのを見て
 ……その、嫉妬、したんじゃないかな……」
は!?あの単細胞が?嫉妬!?
「え……嘘…でしょ…?」
「いや、多分ホント……」
「だ、だって、あの単細胞だよ!?嫉妬とか…まさかすぎでしょ」
「僕だって認めたくないよ!でもさ…
 静雄のあの様子見てたら…その…」
「…もういい、もういいよ新羅。なんかもう吹っ切れたし。
 でも、これだけは言わせて」
「ん?なんだい臨也」
新羅はそういって小首をかしげる
「えっと…その…お、俺は―――…」
言いかけた俺の視界が消える。…いや、暗くなった。
やっとのことで状況を理解すると、俺は今新羅とキスしていることが分かった
…って、は?キス…!?
しばらくして、新羅の唇が離れた。
俺は震える声で尋ねる。
自分の顔が赤くなっていくのがわかる。
「な…なんで…」
しばらく考えた後、新羅は口を開いた。
「うーん…なんとなく、かな」
「なんとなくって…」
「嫌だった?」
「嫌じゃないけど…」
俺はここで口篭る。
「…そっか。じゃあ、僕もう行くね。大人しくしてなよ?」
そういって新羅は踵を返す。
待って…まだ言ってないことが…
「…好き。俺は、新羅が好きだ!」
「…!」
新羅が振り返る。顔が燃えるように赤い。
そういえば、さっきの俺もあんな感じだったのかな…。
今思うと恥ずかしいな。
そんなことを考えているうちに、新羅が言葉を吐く。
「…ありがとう、臨也。僕は――…」


おっと、この先は情報料をいただくよ?




中途半田^p^{終わり